「面白いアドベンチャーゲームはなにか」とインターネットで問いかけると、だいたい同じ作品が上位に上がってきます。
これは個人の趣味などもあるのでしょうが、毎回上位に上がってくる作品だとかなり期待が出来るようです。
ここで「面白い」と思う作品が同じアドベンチャーゲームでありながらいくつかの種類に分かれるようです。
キャラクターでいえば少女漫画のような可愛いもの。ハードボイルド系の青年漫画のようなリアリティのある迫力あるキャラクターなど、やはりキャラクターで遊ぶゲームを選ぶユーザーは多いようです。
以前はリアリティのあるキャラクターの方が多かったのですが、内容が探偵ものや監察官や鑑識、冒険家などといったものがテーマだったからでしょうか。
また映画で人気のあった冒険ものがアドベンチャーゲームになったものもたくさんありますので、映画ファンがゲームを始めているケースもあるようで、リアリティのあるキャラクターを好むようです。
最近になって可愛い女の子のキャラクターが増えたのは、時代の流れかもしれません。
今まではリアルに近いキャラクターの方が感情移入しやすかったのですが、このような感情移入に関してはあまり興味がなく、自分が可愛い女の子になってゲームを進めていくことに楽しみを見出しているユーザーも増えてきたからのように思います。
どちらが正統派ということではなく、単に好みの問題なのでユーザーが楽しめるものを選ぶと良いでしょう。
ですが、アドベンチャーゲームを制作するエンジニアの方ではそうもいきません。
ターゲットにすべきユーザーはどういった年齢層で、どのようなゲームを好み、どのようなキャラクターに魅かれるのかといった市場リサーチも大切です。
ゲームの評価はすぐにインターネットで広がってしまいますので、しっかりとしたリサーチをしましょう。